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中二病でも英語がしたい!

先日中二病の映画を見に行った勢いで久々にTV版が観たくなって 勢いでポチってしまいました。「中二病でも恋がしたい!」TV版1期 & 2期


…の英語版!

ローカライズはこの手の商品では鉄板、Amazon.co.jp でも取り扱いの多い Sentai Filmworks です。 音声は日英切り替え可能、日本語音声時は英語字幕強制表示という、まぁよくある構成で。 ちなみに Lite は 1期、戀とも収録されていますが、特典映像扱いなので日本語のみです。

同社のローカライズした作品では他に 「AKB0048」 も出来がいいのでオススメです。 作中で AKB の音源が流れるところはそのまま日本版の音源ですが、作中のキャラクタが歌っているところは メロディを崩さないように歌詞が英訳されていて素晴らしいです。


単にセリフを吹き替えるだけでなく、英語圏でわかりにくいネタは字幕で注釈が入ってるのが面白いですね。 上の画像とか、五月七日(つゆり) という名字に関する説明とか、 あと、勇太の闇ノートの設定もびっしり字幕で英訳されてるのは笑ってしまいました。 ローカライズ担当の人超頑張った!


英語版の声優さんですが、勇太は非DFM状態の時の印象が結構違って、福山さんは若干高めの声で演じられていましたが英語版では地声っぽいトーンで演じられてます。 優柔不断でなよっとしたイメージがしなくなってるのでキャラ的には日本語版のほうがあってるように思います。 六花は英語版のほうが通常状態と邪王真眼の時の演技にメリハリがあって好きです。通常状態は人見知りの少女っぽいトーンが可愛い。

丹生谷、凸守コンビはなかなかアメリカナイズされた声になっててキャストした人のセンスに拍手を送りたい(笑) 特に凸守はイタズラっ子っぽい印象になるように意識して演じられてると思いました。 あと、凸守は「さなえ」が英語圏で発音しにくいのか、「サニー デコモリ」と発音してるのが印象的です。

くみん先輩と一色は日本の声優さんと声色が近くなるよう頑張ってた一方で、 勇太の妹、葛葉は逆にお前誰だ!?ってくらい違う声で当てられててびっくりですよ。 アメリカではしっかり者の女の子といえば花沢さんみたいなダミ声のイメージなんだろうか……


この作品の特徴といえば中二セリフの数々ですが、これを頑張って英訳したローカライズ担当の努力に頭が下がります。 が、「邪王真眼」が "wicked lord Shingan" (邪なる王、シンガン) は違くね!? と思いました(笑) "lord of Evil Eye" でよかったんじゃないかな……

ちなみに、「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!バニッシュメント・ディス・ワールド!」は 英語版だとなぜか2種類フレーズがあって、
"***** activate, magic ***** increase. Be vanish from this World!"
"Reallity injected, Synapses shattered. Be vanish from this World!"
のように聞こえるんですが、ヒアリング能力の無さがつらい。やはり駅前留学か。 Inject (注ぐ) だとどっちかというと「爆ぜろ」と意味が逆になるので違うような気がするんだが……。

他にも英訳にあたって単純に訳すと意味が分からないところは結構細かく調整されていて、 例えば 1 期 3 話、極東魔術昼寝結社の創設に交渉に行った際に登場した 六花の意識内にいるという12世紀イギリス出身、キャサリンさんはイギリス出身のフランス育ちに変更されました。 フランス語を試みて「ぼ、ぼんじゅーる…」するのですが、ななちゃん先生がエレガントなフランス語でコテンパンです。 ちなみに「にほんごでおk〜」は「もうちょっと聞き取りやすく…」に変わってました。

海水浴回で凸守、モリサマの背中に書いた日焼けの「バカ守」「ニセサマ」がそれぞれ「Deko-moron(間抜け)」「Phony(偽) summer」に訳されてるのは上手いと思いました。 無理に直訳するより語呂がいい、そしてかわいい。


輸入盤アニメといえば値段の安さと収録話数の多さばかり持て囃されますが、 どちらかというと英語吹替の妙を楽しむ方向で流行ってほしいものです。 と思ったけど流行るとまた無駄な規制が増えそうなのでやっぱり流行らない方向で。


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