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会社は第二の家である

今時終身雇用とか同僚は家族だとかも無いだろうとは思いますが、 それでもアイテーな仕事をしていると1日の概ね1/3、酷くなると半分以上を机の前で過ごすわけですから 快適なオフィス環境は快適な生活に繋がると思うんですよ。

例えばこないだ泊まったホテルの机はこんな感じなんですが、狭い! せめて袖机でもあればあまり使わないポットと電話はそっちに避けておいて、それだけでも結構机が広くなるんですが、 そういう微妙に不便なあたりが安ビジネスホテルらしいというか何と言うか。

でも他のプロジェクトにヘルプで入ったりすると、人数分の机が用意できなくて物置同然になってるところに強引に機材を置いて仕事したりするので、 作業机が最初からこういう状況ってのもそれほど珍しくないのが辛いところ。 壊滅寸前のプロジェクトにもなるとLANの口すら足りなくなってノートPCを膝に乗せてスタンドアロンで作業とか、もうどうしろと言うのか。

どうでもいいんですが左側のテレビはHDMIの入力がついてたので、ノートPCを快適な広い画面で使えるんじゃね?と期待したのに、 なんか画面の上下左右がはみ出すんですよ。ブラウン管のテレビでファミコンやってるんじゃあるまいし、 なんでこんなアナログチックな状態になるんだか。

それほど酷い状況は例外として、ありがちなレイアウトはこんな感じで、大体2*3とか2*4くらいに机を並べた島の一つが割り当てられたりします。 ちなみにこの画像はブラウザ上から3Dで間取りのシミュレーションが出来る AUTODESK HOMESTYLER (http://www.homestyler.com/home) で作成しました。 家具のサイズ調整が上手くいかなくてアレですが、こんな感じのオフィス机に袖机兼引き出しが1個ついてきます。 机の広さは会社によってもまちまちですが、だいたいはこの画像よりもうちょっと広いでしょう。

このタイプの配置の何が嫌って、PCの画面の向こう側に別の人の視線があるんですよね。 そしてどういうわけか電源が足りない。最近だとデュアルディスプレイも珍しくないのでますます電源が足りない、 電源が足りないので危なっかしいタコ脚配線が誕生する。 そしてただでさえ電源が足りないというのに私物の充電器を挿すんじゃない!!

アメリカでは「ディルバート的クソオフィス」の典型として叩かれるキュービクルが並んだオフィス。 狭苦しさとびっしり並んだ、機械的に数だけそろえました感が嫌われるんでしょうか。 でもちょっと秘密基地感があってこんな部屋があてがわれたら私もっと頑張ってお仕事しちゃいますよ? パーティションの高さがまずいと真上からしか照明が当たらなくて薄暗く辛気臭い環境になってしまいそうですが。

しかし人月計算で人をかき集めたり首にして人口がコロコロ変わるジャパンのオフィスじゃ こんなカッチリ区切られたスペースを人数分安定して確保できるような広い敷地はありませんわな。 昨日まで入居待ち多数だったかと思えば明日には空き部屋多数でゴーストタウンなんて、ちょっとしたミステリースポットですよ。 それにどういうわけかどこの現場に行っても数ヶ月ごとに席替えがあるんで、秘密基地を満喫して私物を広げてたら引越しが大変だ。

それにしてもSIerの偉い人は生産性を考えるならオフショアだのコードの自動生成だの馬鹿な事を考えるんじゃなくて、 まずはエンジニア一人ひとりが快適にお仕事できる空間を用意すべきだと思いますよ。 オープンソースがアジャイルでクラウドなイノベーションしてる先進的な会社なら社内のどこからでもクラウドで仮想環境なモバイルだから シャレオツなカフェーでリラックスしながらスーパーハカーするんでしょうけど、 御社の憩いのスペースなんてせいぜい壁が黄色くなった喫煙室か得体の知れない生臭い匂いのする社員食堂がいいとこでしょ? だったらせめて一日中座ってる自席を快適な「自分の空間」にできれば、精神を病んで電車に飛び込むまでのタイムリミットも少しは伸ばせるってもんでさぁ。

とはいえ現実問題、快適なキュービクルを人数分確保するのはやっぱりムリなので、現実的に間を取ってこれくらいで。 画像のパーティションは高さ6フィート(約1.8m)の設定ですけど、オフィス向けカタログ通販なんかでよくあるパーティションだともうちょっと低くて せいぜいディスプレイと同じくらいかちょっと高いくらいの高さ、姿勢よく座れば対面が見えてしまうくらいのが多いようです。 個人的には座った姿勢で対面の席が見えず、立ち上がると見えるくらいがいいんですが。

画像だと横に棚がついた机になっていますが、これは私のこんなんだったらいいなー的な願望で、 実際にはせいぜい移動式の引き出しがついた普通の四角いオフィス机ですね。

後ろはガラ空きなので「自分の空間」には程遠いのですが、正面と左右からの視界が遮断できるのでずいぶん気になる視線がマシになります。 遮蔽物としては大して役に立たないパーティションですが、今まで机に置いていたもの、例えばカレンダーや座席表なんかをパーティションに貼れたり、 クリップボードや冊子状の資料を隣の机に雪崩を起こさず置けたりするだけでもずいぶんと机のスペースが広くなります。

一方で、冒頭の机だけオフィスでのコンセント足りない問題はこの手の配置だとさらに深刻になります。 口が足りない問題に加えてOAタップが机の間、下手すりゃ手が届かないようなところに落ち込んでたりするので、 PCの置き場所によっては線が届かなかったり無茶な配線になったり。 元からパソコンフル活用を想定してフリーアクセスになってるようなフロアだと机の下辺りの床からコンセントが生えてたりするんですけどね。

というか快適な空間も大事なんですが、それ以上に次から次へと言う事変えたり、敵対する部署同士の顔を立てるために無駄に手順を増やしてみたりという いらんところで負担を強いるのを見直すのが先と言う気がしますけどね。 とりあえずその「この世は全てExcelで出来ている」という姿勢を改めるところからだ。


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