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低脳用語の基礎知識

世界の自由のために日々戦っている戦士たちが生み出す偉大なる「自由なソフトウェア」から世界を汚染する廃棄物を生み出す仕事には 一定の特徴があることは広く知られていますが、特に一般化する必要の無い社内ローカルなはずの「業界用語」(笑)までなぜか 一定の語彙が出現する傾向があるように思えます。

ガッチャンコする
余りにも頭の悪い語感だったのでローカルな言葉かと思ったら、糸井重里氏のサイトにも出てくるくらいにはメジャーな言葉だと知って驚きました。 大体の場合は複数のデータを結合するような意図で使いますが、たまに単一のデータを単に出力するだけなのに使ったりして 何がガッチャンコしてるのかと問い詰めたくなります。
決めれば良いだけの問題
UIに関わる部分で出てくる言葉で、例えば処理の実行開始を「処理開始」「実行開始」のどちらにするかとか 日付の区切り記号はハイフンとスラッシュのどちらにするかとか、機能面に大して影響の無い、かなりどうでも良さが高まっている問題について 自分で決めて責任を問われたくない連中は決まって「これは決めてしまえば良いだけだよね〜」と言いつつ決まることはありません。
思想
文字通りの思って想うことではなく、技術も知識も無い低脳が俺様仕様をアッピールするために用います。 あるいは無能すぎて仕様の設計に参加させてもらえなかったけど仕事した振りするために発言するときに用います。 このHTML5のご時勢に未だにマーキーが流れていたり、確認が必要とは思えないような些細な操作まで javascriptで無駄なダイアログを出しまくってたりしたらまず間違いなく思想した結果と思ってもらっていいですよ。
推進する
「管理する」という表現で何一つ管理できていない事を突っ込まれた低脳が次に使い出す表現です。 例えば「プロジェクト推進」というとExcelで書いたガントチャートに色を塗る作業ですし、 「資産推進」というと修正されたソースを抱え込んで前後関係を不明瞭にする仕事を指します。
問い合わせ事項
別の下請けやらSIer様の偉いお方に不明な事柄をお尋ねすること…ですが、実際は出来の悪いToDoリストですな。 問い合わせた事柄が帰ってくることなんかまず無いし、不明な事柄はあるとすれば、ほとんどの場合は担当者が逃亡してるのが原因ですからねぇ。
強化試験
予定の期間でテストが完了しなかった、あるいはテストの結果要修正となった件数が、 ステップ数(爆笑)をもとに算出した「バグ基準数」よりも多すぎたり少なすぎたりした場合に行うテスト延長期間の事。 まぁ試験をやり直したくらいで品質が上がるなら最初から高い品質が確保できますけどね!
資材・部品
モジュール、ライブラリ、パッケージ、まぁ呼び方は色々ありますが、要するに関数群ですな。 ITドカタという言葉通り、SIer様の世界ではソフトウェア開発は建築のようなものなので、 プログラムの実装は「部品製造工程」と呼びます。 関連して、svnやVSSのリポジトリのことを「資材庫」とか呼んだりもします。
流用率
SIer様は別のプロジェクトから「共通部品」を流用するのが大好きなので、今回のプロジェクト中のどの程度のコードが 他所から流用したものなのか、ステップ数での比率を出すのが日課になっています。 共通部品をライブラリ化して共用するならそれはそれでいいんですが、生粋のCOBOLerですので、 もちろんコードはコピペです。当然独立したモジュールとして使えるようなつくりにはなってないので、 その都度書き換えて微妙にバージョンの違うコードが出来ます。

いざ挙げて並べてみれば意外と思いつかないもんかと思ったんですが、呆れるほどすらすら出てきましたな。 さすがCOBOLerの中で日々腐敗し続ける俺!


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