スーパー浮世絵 江戸の秘密展/食神さまの不思議なレストラン展

連休中にオートバックスをのぞきに行った帰りにたまたま宣伝を見かけたので、試しに行ってみました。 会場は1つのビルを丸ごと貸し切って上半分と下半分で2つのイベントを併設で開催するという方法で、 GW中だけでなく1月からかなりの長期間で開催しているようです。

I found a publicity of this event on my way home after watching a car shop on holiday. The venue of the event used one whole building, and each event was held in the upper half and the lower half. This event started from January and it seems that it has already been held for a long time.

会場


会場は展示場とかではなく普通のオフィスビルを貸し切って行っているため、駅前にやってきても特に「それっぽい」案内はありませんでした。 ビル周辺にかろうじてノボリは立ててあったのですが、肝心の入り口がまた路地裏でわかりづらい…

The venue for this event is not a building intended for exhibition, but a general office. Therefore, you will not be able to find it unless you are looking into the venue beforehand.



かと思いきや、上を見上げると大きな看板が掲げられていました。これは気づかなかった…

A big sign was set up looking up at the top.


スーパー浮世絵 江戸の秘密展

イベントの趣旨としては、浮世絵を高解像度のデジタルプリントで再現して映像効果や音声による演出を交えつつ 当時の江戸の文化を解説する、という内容で、江戸時代のファッション、風俗、食文化といった各ジャンルごとに解説が行われています。 食文化に関しては歌舞伎座の公式サイトにある「江戸食文化紀行」(http://www.kabuki-za.co.jp/syoku/bkindex.html)という記事が有名ですね。

This event reproduces Ukiyo-e on a high resolution image using the latest digital technology. Using this image, I will explain the culture and customs of the era when the picture was created.

日本橋

会場は日本橋から始まります。画像の日本橋はプロジェクタで投影された映像で、映っている人々は複数の浮世絵から描き起こした人物がアニメーションしながら歩いています。

The first exhibition is "Nihonbashi". This bridge was the origin of Japan's main road in the Edo period. The person depicted in the image is one reproduced from Ukiyo - e, animated and coming back and forth.


会場はプロジェクタによる巨大浮世絵と音声の解説に加え、パネルによる解説も行われています。

In addition to commentary by video, the venue was being explained with sound and such auxiliary panel.


江戸前の食文化

富嶽三十六景に描かれる江戸湾を跳ねる魚の群れのアニメーション、 ここは江戸前の海の幸と当時の江戸の食文化についての解説です。 画像には映っていませんが、当時の江戸湾で活躍していた「押送船」と呼ばれる高速輸送船が転覆していたりもします。

This is a superposition of the Tokyo bay depicted in Ukiyoe and the fish depicted in another Ukiyoe print. Here, we explain the fish that can be collected in Tokyo Bay and the food culture of the Edo period.


浮世絵の製版

上のパネルで解説されている「産業革命前の分業体制」というのは、浮世絵の多色刷りに関する技術を指しています。 刷り色ごとに別の木版を用意して安価、大量のカラー印刷を実現していたというのは社会の教科書などでもよく取り上げられますが、 その具体的な仕組みをこの展示で説明しています。

Here we explain the printing system of Ukiyo-e. Ukiyoe is a mechanism to realize multicolor printing by creating a version for each color. This exhibit explains the mechanism using transparent panels.

5層の半透明パネルに色分解したそれぞれの刷り色を出力して重ね合わせています。 真正面から見ると重なって鮮やかなカラー印刷に見え…なかったのは残念です。パネルの間隔が広いので重なって見えないのですね。

We print on each of the five panels for each color element. If this is repeated, it is possible to reproduce the original color printed Ukiyo-e ... but it is regrettable that the panel spacing is wide and can not be seen overlapping.


他にも怪談話による妖怪や怪異の概念の規格化、吉原の文化といったカテゴリもありました。 どれも詳しく調べられていてとても興味深い内容ではあったものの、浮世絵の世界に入り込む、というコンセプトとしては微妙かなと思いました。 撮影用にカキワリ化された絵も何枚か置かれていたのですが、こういうノリで浮世絵をセットとして立体的に再現、としたほうが 没入という点では面白かったのでは? と思いました。

食神さまの不思議なレストラン展

こちらは「食」をテーマにしたアートイベントで、モーションセンサーを使ったインタラクティブな映像表現を楽しむことができます。 神さまの集う不思議なレストランに迷い込んだ…という設定で、映像を楽しみながら和食に関する知識を学ぶことができます。

This event is an exhibition of Japanese food theme images. Using a motion sensor, you can enjoy images that change according to the movement of a person.


イベント全体として暗い中に映像が浮き上がる、という表現が多用されているので、まともに写真を撮ることはできませんでした。 ちなみにこの画像は「春」の表現ですが、奥にあるイベントのフラグを立てるごとに夏、秋、冬、と季節が移り変わっていきます。

Events were heavily used in directing images in dark places, so I could not take pictures well. By the way, this image expresses "spring". If you run an event behind this place, the season will change in summer, autumn, and winter.



写真の下側にある円いものはこれは巨大なお椀に山盛りされたお米です。 これを触ると凹凸を検出するセンサーで光が動く演出が発生します。 奥にある円形の光もお米の状態に応じて動くのですが、うまい事写真を撮れませんでした。残念。 手前のお米に斜面を作るとその斜面に沿って光が流れていくという演出なんですけどね。

This is the rice that was brought up in a large bowl. When you touch rice, the sensor detects the unevenness of the mountain and you can see the effect where light moves.


こちらは実際に食べることで和食の魅力を体感する、ということで、チケットにいなり寿司1個の交換券、さらに レストランフロアで一流料亭の料理人の方が監修したという和食メニューを味わうことができる…のですが… いかんせん単価も一流料亭なのがつらいです。 出汁巻き一口 600 円、お味噌汁三杯 500 円、お茶碗サイズのうどんが 1000 円って…

さておき、お財布の都合で出汁巻きだけ頂きましたが、確かに山椒のほのかな香りが効いていて美味しかったです。


戻る